【シルクスクリーン】自宅で本格シルクスクリーンをやってみた 〜版制作〜

2014年10月10日

Pocket

silkscreen

本格的なシルクスクリーンが自宅でできたら良いと思いませんか?
ホームセンターで売ってる物で露光機を作って、オリジナルの版を作ってみました。
シルクスクリーンプリントができれば、オリジナルTシャツやトートバッグ、ポスターなどオリジナルグッズを格安で作れます!
 
 
 

準備物

感光乳剤(SD-04)
バケット
版(紗を張っているもの)
プリントしたい柄を書いたトレーシングペーパー
蛍光灯(露光機)
nyuzaizyunbirokouki
露光機はホームセンターで売っている木で枠を作って、中に蛍光灯を入れてアクリル板を乗せています。
蛍光灯の灯具もホームセンターで売っているコンセントで簡単に付けれる物です。
 
 
 
※今回説明する行程は、全て紫外線の当たらない場所で行ってください!!
だからといって暗闇で作業するのは無理ですよね!
一番良いのは、写真を現像する部屋についてる赤いライトのような光がいいのですが、けっこうお値段しますし、使う機会がなさすぎるのでわざわざ買うのはちょっと・・・だと思うので、代用にLEDのライトでも大丈夫です。
LEDの光は、紫外線が少ないらしいので、100円ショップで売っているLEDライトで照らしながらやってもいいと思います!
 
 

版制作に大事な感光のしくみ

感光液は、紫外線に当たると硬化します。
ですので、露光することによって、紗に塗った感光液を固めています。
柄の部分は黒色で光を通さないので、柄の部分だけ感光液が固まらないので、洗い流すと柄の部分だけ抜け落ちます。
黒で光を通さなければいいので、トレーシングペーパーでなく黒の画用紙とかでも大丈夫ですよ。
このしくみを理解していれば、失敗してもなんとなく失敗の原因がつかめると思います。
もし、柄が抜けない場合は、露光し過ぎ又は露光するまでに紫外線に当たってしまい感光液が硬化してしまっている可能性が高いです。
逆に柄以外のところまで抜け落ちるときは、露光時間が足りなくて感光液が硬化しきっていなかったということがあります。
他にも、失敗の原因は、感光液を分厚く塗りすぎたやしっかり乾燥していなかったということもあります。

 
 
 

1. 感光液を塗る

オススメの乳剤はSD-04です。
この乳剤なら露光時間がアバウトでも割ときれいに柄が抜けるので、自宅でやるようなきちんとした設備が整ってない場合でも使いやすいです。
http://premiumt.jp/item/detail/SD40.html
乳剤をバケットに入れて裏表薄く塗ります。
ポイントは、紗に乳剤がピッタリつくまで、バケットを傾けてから上にスライドさせます。傾けすぎると垂れてしまうので、垂れない程度に。
バケットも買ったら、大きさによりますが安くて1000円はするので、浅いタッパーとかでも代用できます。
nuru
 
 

2. 乾かす

暗所でしっかり乾かします。
このとき、絶対に日光や蛍光灯のような光に当てないでください!!!
完全に乾いてないと失敗の原因になります。
布団乾燥機など使って乾かすと乾きが早くてオススメです!
私は、8時間くらい乾かしています。
kawakita
乾いたらこんな感じの色になります。

 
 

3. 露光する

いよいよ柄を版に焼き付けます。
アクリル版の上に<トレーシングペーパー → 版>の順に置きます。
光が漏れない為にその上に黒い画用紙を置いて一番上に重しを乗せます。
露光機のスイッチを入れます。
この露光機の場合、約10分露光します。
露光機によって露光時間が変わってきます。
この場合は、蛍光灯2本ですが、蛍光灯をもっと増やし光を強くするなら露光時間を減らした方がよいでしょう。
逆に蛍光灯1本の場合は露光時間を長くした方が良いかもしれません。
乳剤と露光機によって露光時間は変動するので、最初は失敗するかもしれません。
今回ご紹介した乳剤は割と露光時間が長めなので、他の乳剤をお使いの方は、その乳剤の露光時間に則り露光してください。
シルクスクリーンの版制作で一番難しいところは露光だと思います。
一度、ピッタリの時間を見つけたら次からは、楽チンなので頑張ってください。
rokou2
rokou

 
 

4. 洗い流す

露光が終わったら、版を洗います。
結構強い水圧で洗い流して大丈夫です。
シャワーの水を最大にして洗い流すのがオススメです。
洗っていると柄の部分が抜けていくと思います。
もし抜けにくいところがあった場合は、歯ブラシやスポンジで少しこすると抜けやすくなります。

 
 

版 完成

これで版は、完成です!
もう紫外線に当てても大丈夫ですよ。
むしろ、版を強くする為に日光に少し当てた方が、版が長持ちします。
han

 
 

次回は作った版でいよいよ印刷します!

2.自宅で本格シルクスクリーンをやってみた 〜版制作〜

このサイトについて


『意識低い系女と高い系男の一年戦争』はクリエイティブ会社エアゼの代表2人が運営するブログです。エアゼは、アプリ・Web・IoT・インタラクティブコンテンツのデザイン・開発を手がけています。

エアゼ ホームページ